歯科専門医による治療
歯科専門医制度について
歯科領域の専門性資格(専門医)の認定制度は、日本口腔外科学会が 1973 年 (昭和 48 年)に発足した「口腔外科専門医」制度を初めとして、その後歯科領域の各専門学会がそれぞれの分野の歯科医療を担当する歯科医師の育成を目的に、認定医(専門医)制度の運用を開始することとなりました。
その中でも現在広告等での公示が厚生労働省より認可された歯科医師の専門性資格は次の5つとなっています。
広告可能な歯科専門医
口腔外科専門医 | 公益社団法人 日本口腔外科学会 | 平成15年11月19日 |
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歯周病専門医 | 特定非営利活動法人 日本歯周病学会 | 平成16年10月 5日 |
歯科麻酔専門医 | 一般社団法人 日本歯科麻酔学会 | 平成18年 3月24日 |
小児歯科専門 | 一般社団法人 日本小児歯科学会 | 平成18年 3月24日 |
歯科放射線専門医 | 特定非営利活動法人 日本歯科放射線学会 | 平成22年 3月17日 |
この広告可能な専門医資格取得者の割合は、医師が約6割弱であるのに対し、歯科医師は1割にも及ばず非常に少ないのが現状です。
「 歯科の専門医制度における日本歯科医学会の取組み」
平成28年5月 13日 日本歯科医学会提出資料より引用
歯周病専門医について
「歯周病専門医」とは、特定非営利活動法人日本歯周病学会が、高度な専門知識と技術をもった歯科医師の養成、および歯科公衆衛生の向上を図るため、歯周治療を専門的に取り扱うに充分な技量と倫理観を有する歯科医師を認定する制度です。
1989年に学会の認定する認定医制度として歯周病学会認定医の運用が始まり、
2004年には厚労省の広告認可を伴う専門医制度が開始されました。
そして2005 年には認定歯科衛生士制度が立ち上がりました。
2018年の時点では1000数名の歯周病専門医が認定されていますが、この専門医制度では生涯にわたって研修を継続することが義務づけられ、専門医の資格は5年毎に更新するように定められています。
当院の専門医の体制について
【院長】
2002年(平成14年)歯周病認定医の資格習得
2004年(平成16年)歯周病専門医認定
【副院長】
2007年 (平成19年) 小児歯科専門医
また衛生士は歯周病学会認定衛生士の資格を習得しております。